旧士族末裔のお屋敷及び家屋を保存すると共に、松山の文化歴史を中心とした美術品や資料などを展示している体験型ミュージアム。
※団体(10名様以上)の場合はご予約をお願いいたします。
「評伝 仙波太郎」出版記念
仙波太郎顕彰展「仙波将軍の文化観」
故郷松山、その隆盛論とも言える「大松山論」をフランスに留学していた秋山好古から託された仙波太郎。
学問を河東静渓に学び、書を三輪田米山に学んだその文化的感覚は独特の伊予の文化観へ辿り着く。
ー企画展「仙波将軍の文化観」の開催にあたりー
このたび、松山の歴史・文化に造詣の深い松山兎月庵文化歴史館館長、小椋浩介様のご好意により、幕末に生まれた松山人、仙波太郎について企画展を開催する運びとなりました。このたびの展示は、「仙波将軍の文化観」と題し、仙波太郎陸軍中将の教育や文化に関わる実績に焦点を当てました。今回の展示では、主に「教育への高い関心」「ドイツ人との交流」「清国での実績」「書画・俳句・趣味」を軸に、その文化的実績を多角的に俯瞰できるように構成しました。展示物の多くは、仙波家に残されていたものであり、仙波太郎自身が大切に保管していたものであります。今回の企画展を通じ、仙波太郎という誇るべき松山人の新しい一面に光が当たる一助となれば幸いです。
仙波太郎顕彰会
開催期間:2024年 10月5日~11月24日 土・日曜日のみ
11時~18時(入館受付17時まで)
協力:仙波太郎顕彰会
監修:小椋浩介
主催:松山兎月庵文化歴史館
松山兎月庵にて所蔵、展示している古書の一部がダウンロードいただけるようになりました。
日本の文化歴史の本物に拘った素材データの提供をしております。