松山兎月庵について

ご挨拶

 

 松山の様々な本来、本物、本質を現存の実物で知る体験型ミュージアムとして運営させていただくことになりました。

 「温故知新」という言葉より、自身の造語である「汲故進新」という言葉をよく使います。故きを温ねるだけでなく、真の歴史を知り、古人の知恵を生かし、本来の意図を汲み取りながら柔軟に変化して新しい事を後世に繋ぎ進んでいくことが歴史という長い線上の一点と心得ます。

 現在進めております数年後の城下町文化都市へのステップとして集客イベント型美術館ではなく、本来果たすべき教養、研究の場となれば幸いに存じます。

 民間運営なので鳴り物入りの美術品やパフォーマンス等はありませんが「郷土文化を繋ぐ」という見方でご容赦、ご理解くださいませ。

 

松山兎月庵文化歴史館 館長 小椋浩介

<館長 小椋浩介 主な経歴>

 

2005年 春日園及び八重垣旅館「森盲天外」遺品仕分け調査
2007年 「大野岬歩」所蔵品・古砥部松瀬川・則之内焼仕分け調査
2009年 西瀬戸アートオークション主宰(会場・ウェルピア伊予)
2015年~ 久谷地区名家蔵品調査、鑑定
2016年 「坪内寿夫」氏遺品調査及び仕分けに入り、奥道後壱湯の守記念館監修
2017年 道後和田家及び「和田茂樹」氏蔵品仕分け、調査及び鑑定。湯の山図書館創設

2017年 余戸・森家の仕分け鑑定
2018年 久松家大正期売立品目の調査
2018年 河野氏及び伊予国国府・風早郡河野村・善応寺村の調査に入る

2019年 大洲豪商村上邸仕分け、調査。西龍寺縁起巻物翻訳及び蔵物調査

2020年 道後久保家蔵品仕分け、及び鑑定。砥部渡部コレクション仕分け、調査、保存